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vol.48 2007年 9月 16日発行
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カルシウムを摂っているのに骨粗鬆症!?
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| 舌を噛むような言葉 『骨粗鬆症(骨多孔症)』。何年か前に、骨の組織が脆くなっている症状をとらえた病名として、よく耳にした単語だ。転んだだけで骨折する。くしゃみをするとあばらが折れる…。高齢者が骨折をきっかけに寝たきりや認知症になるなど、大きな社会問題になったことからクローズアップされてきた。今、骨の脆い人が益々増えているという。 骨とカルシウムの関係 そもそも骨は99%がカルシウムであり、骨密度とカルシウム摂取には密接な関係があるということは、誰もが知っている事実である。 又、日本人は男女共に、ほとんどの世代でカルシウム摂取が不足していると指摘されてきた。そんなことから、栄養に対する意識も喚起され、最近では、不足量は年々改善、60年前の2倍近く摂れているという。しかし逆に骨粗鬆症患者が増えているのはなぜだろうか…。 現 代 病 ? それはズバリ、「カルシウムの摂り方に問題がある!」と食生活アドバイザーは言う。カルシウムは他の栄養素とは違って、一度にたくさん摂っても吸収できず、毎食に分けてきちんと食べないと必要量が摂れないらしい。あわせてカルシウムは他の栄養素の影響を受けやすく、脂質、糖質、たんぱく質、リン、食品添加物などの多い食物は、カルシウムの吸収を妨げる作用もあるという。これらはコンビニ弁当やインスタント・レトルト食品などに多く含まれていて、要注意らしい。カルシウムをしっかり摂っているつもりでも、結局は骨にまで届いていない…というのが現状だ。 健 康 管 理 骨密度アップの秘策は「カルシウム豊富な小魚や海藻、小松菜などの緑黄色野菜を毎日しっかり食べること」「揚げ物、甘い物を控え、便利な惣菜に頼らないこと」「運動してよく体を動かすこと」「それを毎日コツコツ続けることが大切」…。 骨粗鬆症に対する予防や治療のキーワードは、“食事と運動”のようだ。 『忙しくて三食きちんと食事出来ていない人、運動不足の人、何といっても身体が資本!健康管理でご自愛を!』これは私自身に、言い聞かせの言葉でもある(笑)。 上田さとる |
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vol.47 2007年 6月 24日発行
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新 健 診
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| 健康診断が義務づけ 本来は、すべての国民が受診すべきである健康診断だが、従来の制度では、企業(労働安全衛生法)、市町村、健保保険組合などが個別の法律に基づいて実施してきた。そのため、これらに属していない自営業者や主婦には、健診が義務づけられてなく、これを補完するものとして、厚生労働省が、2008年4月に新しい健診制度を導入することになった。 これを「新健診」という名で呼ぶらしい。 病気の発症を抑制 この新健診制度では、40歳以上のすべての国民を対象として、国民健康保険、健康保険組合の保険者全員に実施を義務づけることを可能とした。 健診では、腹囲測定(胴回りの数値)、血液中のLDLコレステロール値、尿酸値の計測などが、新たな項目として加えられるらしい。 生活習慣病の予防などを目的として行うもので、運動や睡眠、食生活の改善を指導して病気の発症を減らすのが狙いだという。 胴回り80cm以上、要注意!その背景には、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の基準が定着してきていることがあげられる。 厚生労働省では、メタボリックシンドロームは、40歳から74歳で2000万人いると見積もっているらしい。これによって、対象者となる多くの人々の健康に対する意識が喚起されてきた。 備えあれば憂いなし 知り合いのドクターが言っていた。「“おなか周りのお肉”が気になる年齢になると、必ず一つや二つ、何かの病を持っていてあたりまえ」「それをいかに早く自覚して、どう対処していくか…が、健康維持の秘訣」「無病息災ではなく一病息災ですよ」…と。 私もこの言葉の意味をよく理解できる年齢になってきた。 上田さとる |
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vol.46 2007年 3月 18日発行
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都会と田舎が相互交流する時代
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| 都会から田舎へ 「将来、条件がゆるせば、田舎でスローライフを」とする都会のサラリーマンが約4割いるらしい。テレビでも「田舎暮らし」は、「温泉」「グルメ」と並んで確実に視聴率を稼げるテーマとか。加えて今年からは団塊世代の定年とあいまって田舎暮らしブームに拍車を掛ける。 歴史に逆行 奈良に都が出来て以来、長い歴史は常に「田舎から都会へ」であった。かつて都会から田舎に移り住むのは「都落ち」「島流し」「左遷」などと言われてきた。日本における田舎暮らしの第一人者は、菅原道真や柿本人麻呂であったといえるであろう。 その時々の時代背景が… 自分の意志で田舎に移り住む人々が一定の量で出現しだしたのは、1960年代。都市文明を拒絶する若者が行動を起こした、第一次田舎暮らしブームと言われた時である。 第二次は、都会の地価高騰にともない、生活のしやすさを求めての都会離れ・地方転職が盛んになった80年代の「U・Iターン現象」の時である。 都市神話の崩壊 第三次ブームは、90年代、バブル経済の崩壊に始まる。右肩上がりの経済情勢がストップし、大量生産・大量消費が行き詰まり、暮らしのあり方そのものを見直さざるを得なくなった時である。さらに阪神・淡路大震災は、「都市は安全で快適なもの」という都市神話を崩壊させた。日本の自然豊かな農山村を見直そうという機運が都会で高まりだしたのである。 そして今 一部の人だけであった田舎暮らし志向は、スローフード、スローライフなどの言葉とともに広範な都会人の憧れとなってきている。しかし一方では、「雨の日でも傘いらず」で、コンビニや病院にも行くことのできる、駅直結型の高齢者マンションなどを求める人も多いと聞く。 「団塊世代の大量定年時代」の象徴は、「都会と田舎が相互交流する時代」なのかもしれない。 上田さとる |
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